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・レシピ

「真夜中に。」

26.04.2011 in ・レシピ

Ca3a0154自宅で行うパン作りは、ゆとりがないと出来ません。天然酵母となると、ことさらです。1日中家にいると、良いタイミングでその時がやってきます。でも大抵、温度や酵母の機嫌によって、作業は夜中まで押したりするのです。 
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真夜中の作業。眠たくて眠たくて仕方がないのに、続けてしまう。「なぜかしら」。答えは単純で、タイミングを逃がすとパンが美味しくなくなってしまうから。そして何より、絶好調にプクプクの酵母液や元種を、そのまま放っておくことができないのです。

どんなことでも、一度乗りかかった船は、そう簡単には降りることができないものですね。 

今日は、雨降りの1日でした。屋根を叩く春の雨音は、体が休まります。

「真夜中に焼くパン」
・文旦酵母の元種…240g
・強力粉…800g
・塩…16g
・きび砂糖…24g
・ぬるま湯…480g前後

この生地がベースとなり、今回はクランベリーのベーグル、バタークロワッサンを焼くことに。国産ロースト胚芽を10%ほど配合すると、味が香ばしくなります。柑橘系の酵母は、ビターチョコも良く合う感じ。一度に沢山焼いて、食べやすい大きさに1枚ずつカットしたら、ジップロックに並べて冷凍庫へ。食べるときは、食べたい分だけトースターでこんがりグリル。
忙しい朝、我が家の貴重な朝食になります。 

※最近使っているきび砂糖、どこで買ったか忘れてしまったのですが、粒が粗く野性的な味でとても美味しいです。煮物はコクがでます。 お料理も、砂糖を使い分けると楽しみが増えます。

・喜界島限定きび砂糖(大地を守る会の砂糖)

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「ギョウジャニンニクの香り~ヴィネガー編」

10.05.2010 in ・レシピ

Ca3a24310001季節の山菜‘行者(ギョウジャ)ニンニク’。北海道では、アイヌネギとも呼ばれています。先日の川下りにてガイドさん達が、それはそれは色々と苦労して手に入れてくれた山菜です。春の訪れと共に現れるギョウジャニンニクは、私たちの生活には無くてはならない山菜のひとつです。今回は、ヴィネガーに漬けてみます。大型ショッピングセンターにて購入のHEINZのヴィネガーは、なんと5?!もちろんこの量、ピクルス作りには欠かせません。
ギョウジャニンニクの香りをヴィネガーに移し、調味料としてドレッシングなどに使います。 
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唐辛子も入れてみると、彩りもなかなか。
次回は、ギョウジャニンニクのお醤油漬けです。

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「2月」

05.02.2010 in ・レシピ

Ca3a2115マリネの海を泳ぐワカサギたち。冬の味覚のひとつです。2月に入り、金山湖でのワカサギ釣りも賑わっているよう。晴れた日には、色とりどりのカラフルなテント小屋が並び、皆さん釣りを楽しんでいるようです。そういえば、先日は珍獣ハンターのイモトさんも、金山湖でワカサギ釣りをしていましたっけ。うちの子供たちは、口々に「イモトに会いたい。」と言っていました。ずいぶんと子供たちにも人気なのですね。 

「本日のマリネ」
・土佐みかん酢…2カップ
・白ワイン…1/2カップ
・きび砂糖…1カップ
・水…1カップ
・オイル…1/2カップ
・ローリエ…1枚
から揚げしたワカサギをひと煮立ちさせたマリネの海へ。玉葱のスライスは薄めに、人参とカイワレ菜も彩りに。お酒がすすむおつまみに。

 

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2月3日節分の夜。この日は、南富良野町の小学校交流体験事業(なんと、今年で19年目!)のひとつ「体験の翼」にて、遠く沖縄からやって来た11歳の少年リョウカ君が我が家にホームステイ。皆で黙って恵方巻きをほおばっている様子です。ここ年々、子供たちの笑顔を見るとついつい涙線のゆるむK’s kitchen。わざわざお土産に持ってきてくれた手作りの蝶の標本には、とても感動しましたよ。今度は、この夏に息子たちが沖縄へ行くそうです。なんとも羨ましいー。Ca3a2135

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「ホームメイド/ラ・オイル」」

21.01.2010 in ・レシピ

Ca3a2077「Home made `La oil’」
いわゆる、自家製ラー油です。

材料
・唐辛子(乾燥して粉末になったもの)
・胡麻油
・ニンニク(2かけほど)
・塩
・黒胡椒
これらを合わせて、瓶で保存。

作ってみた感想
・下準備の段階で、ニンニクをみじん切りにし、ごま油で多少炒めても美味しそうです。焦がしネギやらニンイクを入れる感じで。
・もっと、調味料で味をつけてもよさそうです。
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使い方
・大人は、お鍋の味付けに。
・餃子のタレに。
・焼きそば、チャーハンの隠し味に。
・ドレッシングオイルに。
・中華スープのアクセントに。
・温野菜や、焼き肉に。
いろいろ使えて、便利です。

寒い冬は、ついつい辛いものをいただいて、おなかの中も温めたくなるものです。

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「冬の日の飲み物」

15.12.2009 in ・レシピ

Ca3a1979日曜日、たくさんの粉雪が降りました。雪の少なかった先日までは、外へ出ると風がとても冷たく感じていたのに、雪が降るとそれが温かく感じるのです。なんだか不思議ですが、雪とはそういうものらしいです。道路は、雪と凍りでツルツルしているところもあるので、これからはソレル(防寒靴)な日々が始まります。もっと寒い日は、「-70℃でも大丈夫」な防寒靴を履いていますが、もちろんここでは寒くても-30℃前後でしょう。

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こういう寒さの冬の日は、パソコンに向かう時でも温かい飲み物がかかせません。この冬K’s kitchenのはやりは、緑茶ベースのハーブティー。水分補給が少なくなる寒い冬でも、わりとスイスイ飲めてしまうのです。(冬は特に乾燥しますから、体にも水分を。) 

Ca3a1989 新所沢産の「狭山茶」と、南国育ちのレモングラス。お湯を注いで、しばし待ちませう。すっきりとした味わいが、なかなかですよ。

※よほど寒い時は、作りおき「ジンジャーシロップ」にお湯を注いで飲みませう。

 

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「ベリーのマフィン」

25.07.2009 in ・レシピ

Ca3a1377近所の農園のおじさんからいただいたダークチェリーとサクランボ。真っ赤に熟して美味しそう。 
ここのところ、農園では収穫が追いつかず人手がたりないそうです。お手伝いに行きたいところなのですが。。。朝の4:00~8:00まで。。。嗚呼、バタバタと早朝を迎えるK’s kitchen、断念です。なので、お菓子作りに心をこめることにして。。。 
 

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ここのところ、フルーツに溢れている我が家。昨日はブルーベリーのマフィンを焼いてみました。型が見つからなかったので、ココットやクグロフに入れてみました。ブルーベリーは、数年前から長野で暮らす私の両親が送ってくれたもの。Ca3a13780001
オーブンで焼くと、ブルーベーリーの香りと酸味が強調されて、とても美味!マフィンも、よりしっとりと焼きあがります。今回は、アフタヌーンティーのレシピブックから。

バター90g、きび砂糖110g、卵2個、ミルク100cc、薄力粉125g、強力粉125g、BP10g、ブルーベリー沢山

170度のオーブンで約25分間焼きました。

次回は、もう少し焼き時間を短くして、ふんわり焼いてみようと考え中。明日は、カスタードたっぷりのダークチェリーパイ!かしら。今晩のうちに、生地を仕込まなくてはー。

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「マーラーカオ」

17.06.2009 in ・レシピ

Ca3a1220今日は、今期最後の英会話レッスン。Mrs Aogiがグリーンカレーをふるまってくれたので、K’s kitchenは、おやつにマーラーカオを。レシピは、またまた徳永久美子さんの「パンを楽しむ生活」から。
油をグレープシードオイルに変えて、重曹は入れずにベーキングパウダーのみに。ココナッツパウダーも無いのでココナッツファインに変更。つぶつぶのココナッツが美味しさを引き立てている感じで、しっとりなめらかな焼き上がりのマーラーカオ。(お砂糖、結構入ってます。)

材料:薄力粉260g、ベーキングパウダー大さじ1、卵4個、きび砂糖260g、グレープシードオイル100g、エバミルク260g、ココナッツファイン大さじ3、ケーキカップ(8×3㎝)22個

蒸気の上がった蒸篭に入れて約15分間蒸しました。(竹ぐしを刺して確認。)

気負いなく作ることのできる蒸し菓子は、好きなモノのひとつです。なにせ、思い立ったらすぐに美味しいお菓子が出来上がるのですから。

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「ピクルス・ピクルス・ピクルス!」

26.05.2009 in ・レシピ

Ca3a1142ここのところ、ピクルスばかり。事あるごとにお酢に漬けています。今日は、山ウドのピクルス。
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ご近所にある、秘境・トナシベツ渓谷にて探し当てた立派な山ウドを、先っぽは天ぷらに、茎の部分はピクルスに。

①湯量に対し1%のお塩をいれたお鍋で2~3分湯がいてから、とり出して冷水につける。
②皮(スジ)を剥き、適当な大きさに切り、ピクルス液に漬ける。

③瓶に入れて、出来上がり。

※ピクルス液(水1.8?に対して、きび砂糖150g、塩10g、お酢1/2カップ、ローリエ、つぶの黒胡椒を煮立たせて、ある程度冷ます。これにパセリの茎1本を入れると良いらしい。)

本に載っていたこのピクルス液はとてもマイルドだったので、我が家ではこれにお酢を+300cc継ぎ足しました。目が覚めるような酸味になって、かなりGood!
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残念なのは、ウドの鮮やかなグリーン色が消えてしまったこと。次回は、このグリーンを残す方法を編み出すのが課題です。
Ca3a11440001 ということで、まだまだピクルス作りは続きます。次はミニキャロットと、ホワイトアスパラをお酢に漬けたいと思います。

この夏は、お酢で体を整えましょう!

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「タイムのハーブソルト」

14.08.2008 in ・レシピ

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「タイムのハーブソルト」 

・お塩 ・タイム(ハーブ) ・赤唐辛子 ・にんにく(上の写真には無いのですが) ・オリーブオイル

タイムは葉と枝を分けます。赤唐辛子は輪切り、にんにくはみじん切りにします。これらをお塩の中に入れて混ぜ合わせます。上から、オリーブオイルを少々まわしかけます。出来上がったら冷蔵庫で保存。
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アフリカ大陸ジンバブエに暮らしていたという、インド出身のご夫婦に教えてもらったレシピ。お料理上手なそのご夫婦。去年の夏に然別湖キャンプ場で初めて出会って以来、その後3回も道内のあちこちで偶然にも再開している、なんともご縁のある方なのです。
このお塩を使った、鶏肉料理や、ポークソテーはとっても美味!ホクホクのジャガイモにもとっても良く合います。保存もきくので、作りおきをしておくと本当に便利。
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庭のハーブも少しずつ収穫時期を迎えています。まずは、セージとタイムから。 
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花の咲いた背い高のっぽのディルは、もう少し待ってシード(種)も収穫するとよいそうです。ディルの葉は、ベーグルとクリームチーズによく合うサーモンのグラブラックス(生サーモンの塩漬け)に大活躍。これからの秋が楽しみです。 
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「シナモンと林檎のジャム」

08.03.2008 in ・レシピ

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 3月に入り暖かい日がつづいています。もうじき、日本のあちこちから春のお便りが届きそうな、穏やかなこの頃ですね。先日、富良野のスーパーでは桃の花が売られていました。1束買って家に帰り、花瓶にさしています。北海道は、まだまだ雪の中ですが、ちょっとづつ、我が家も春のおすそ分けをいただいて、ほんわか気分になっています。
気温が暖かくなってきたこともあって、今日は家の奥にある貯蔵部屋の整理をしました。貯蔵部屋というのは、冬の間、野菜やお味噌、果物なんかを置いている小さな部屋です。ちょうど良い涼しさで、お酒やワインなどもそこにあります。

Applecinnamon_jam_2Applecinnamon1_2 Applecinnamonjam Applecinnamon Photo  片付けをしながら、残っていた林檎を取り出し、今日はジャムを作ることに。用意するものは、林檎(ふじ)、砂糖、シナモンと、あとからローリエを。いただき物の無農薬レモンもせっかくなので入れてみます。作り方は、先月号の雑誌に美味しそうに載っていた、「エバジャム」さんのレシピを参考に。いつも作る「あかねりんごのジャム」とは、ひと味違っていてスパイスの効いた、なんとも美味しいジャムが出来上がりました。Takeru工房のハンコを押して、手書きの文字を添えて…新しいジャムの完成。焼き菓子に入れても美味しそうなこのジャム、いつの日か皆さんのお口の中へ入る日を待ちわびながら、貯蔵部屋へ寝かせます。Photo_2

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